私は、会社員の母親です。仕事はいつも忙しく家事をするのもやっとの日々でした。職場の人間関係は悪くありませんでしたが、仕事が災いして、自分へのストレスが溜まっていきました。
また、仕事と並行してして不妊治療を行なっていたため、治療による体力減退で疲れが溜まり、職場へ迷惑がかかること(会社は不妊治療に対して理解がまったくない)による気遣いから
ストレスが溜まり、仕事をすることが苦痛でたまりませんでした。
そんな状態が数年続いたある日、車に乗ろうとしたら突然呼吸が苦しくなり、救急車で病院へ搬送されました。医師の診断は、「パニック障害、過呼吸症候群」うつ病の一種だと言われました。それからというもの毎日頭は真っ白、なんにもやる気はおきず、一日中だるいままスッキリしない、呼吸が苦しくなることもよくあり、体が宙に浮いたような状態が続きました。しかし、仕事が休めなかったので辛いながら会社には行ってました。また通勤途中に車の運転が危ないこともよくありました。
ただ、そんな中でも不妊治療が成功。妊娠、出産を経験しましたが、妊娠中も、うつ状態が続き、出産直前まで仕事をしながら病院へ通院していました。産後は、産後うつを併発、何度も病院を変えては治療を続けましたが、処方された膨大な薬やサプリメントを服用しても症状は一向に改善されず。次第に慣れない育児と長時間かかる病院に疲労と苦痛で更なるストレスが溜まり通院をやめることにしました。
そんな生活の中で特に辛かったのは、私の苦しい状況に周りは誰も気付いてくれないことでした。親や周りの人は、口を揃えて「うつなんて病気じゃない」と言われ相手にしてもらえず、私は、怠け者扱いされました。その状態が続いたせいもあり、出産前のような症状もまた再発し、いつしか子供がいることが嫌になり、育児にも疲れ果て、気が付いたら自殺をしようとしていた自分がそこにいました。自分の意思ではないのに、こんなはずではなかったのに、ただただ悲しかった。
精神的に追い詰められていた私は、以前整体でお世話になっていた山口先生が、心理療法を始めたと耳にしたので相談してみることに。私は、この話をできる人が周りにいなかったので、最初は話していくうちに涙が止まらなくなりました。ただひたすらに色々なことを話していた記憶があります。
そして心理セラピーを何度も行なっていくうちに少しずつ気持ちが落ち着いてきて、だんだん周りを見る精神的な余裕がもてるようになってきました。すると、子供を授かった喜びや育児の楽しさがわかるようになり、まともにできなかった家事もこなせるようにまで回復。今では、仕事に復帰することができ、薬を服用することなく仕事と家事、育児の両立ができるまでになりました。
まだ、たまに軽い発作が起きることもありますが、これからも先生のところに定期的に通うことで、心身の回復を目指し、生活していこうと思います。本当にありがとうございました。
茨城県ひたちなか市在住 40代女性 会社員
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